ワッショイ2000に参加して
去る8月4日に人権啓発推進協議会の夏季一日研修会が開催されました。今年は堺市大仙公園で行われた「ワッショイ2000―西暦2000年世界民族芸能祭―」に参加しました。各国のパフォーマーとふれあい、互いの文化を知ることで国際交流、国際理解を進めていくきっかけの一つにしようと、参加された方々は広い会場を見学されていました。実は当日はこの夏一番の猛暑で、照りつける日差しと流れる汗にめげそうな私でしたが、みなさん「暑い、暑い。」と言いながらもしゃきしゃきと歩き回っておられるのでびっくりしました。
普段見ることの少ない様々な国のめずらしい催しがたくさんありましたが、メキシコの先住民族トトナカ人の演者が、高さ25mの棒の上から逆さまになって回転しながら地上に舞い降りる「空中芸能ボラドーレス」や、ねこに扮した若者がパレードするベルギーの「ねこまつり」、ベトナムの伝統的な「水上人形劇」などが人気があったようです。ベトナムの人形劇はたびたび川が氾濫し、田や家を失った人々が海のようになってしまった水田で行ったのが始まりだそうで、コミカルな人形の動きに人々のたくましさを見ることができました。また、会場で数少ない冷房のきいた博物館での「世界の仮面展」に寄られた方も多かったようです。
参加された方々にはアンケートにもお答えいただきましたので、抜粋ではありますがご紹介いたします。
「音楽、踊りを見てそれぞれの国柄がそれとなく感じられた。海の国、山の国、暑い国、寒い国、生きていくための人間の知恵がそれぞれ見えてきた感じがしました。互いに知り合う事で人類の生きる道を共有化したい。とてもよかったと思います。」「他国との交流にたいへん理解を深めるためによい勉強になりました。」「世界にはびっくりするような文化があり、それを知って学ぶことから互いの人権を考えることにつながると思いました。また交流の村「森」で子どもたちが世界のおもちゃで自由に遊んでいる姿を見るとうれしくなりました。ただ、もっと外国の人達が大勢いたらよかったと思いました。いい勉強になりました。」「猛暑のさなかいろいろな人種の方々が一つの心となり真に楽しく踊りあっていた。」「『世界の仮面展』を見学して民族文化を再認識した。」等々。
34名の参加者のほとんどが意見・感想等を書いてくださっていて、上記のように各国の文化を直接見聞きするいい機会になったのではないだろうかと思います。それぞれの国や地域で受け継がれてきた文化を知り、互いに分かり合うチャンスをこれからも多く持つこと、そして参加された方々がご自身の家庭、地域、活動されている団体などで今回の経験を活かしていただけることを期待しています。