その1

 「ちびぷうちゃん」のママから、このコーナーを引きつがせていただきました。まずは簡単に自己紹介。ミニラは1歳8ヶ月(女)。生まれたときから今までずっと反抗期が続いている、小柄ながらもハイパワーの怪獣。ママゴンは30歳(女、当たり前か?)市内の某自立生活センター(1カ所しかないがな!)に勤務。はずかしながら、これから何回か、この両者の戦いの記録をつづることになった。前号まで、かわいいお嬢さんと、悩みながらも一生懸命子育てをするお母さん・お父さんの心温まるドラマだったので、その感覚で読まれた読者はさぞおどろかれることだろう。クレームはどうぞ私を抜擢した編集部へ。

<朝の戦い編>
 ミニラは今年4月、1歳と15日で保育園に入園させられた。それまでは預けられるとしても、ごくたまにジジババに遊んでもらうぐらいであった。入園2日目、保育士さんに抱っこされてママゴンと離れると、当然ながら大泣きした。顔中涙と鼻水をべたべたにしながら、「ギャオオオー」と泣く子の姿は、「私は虐待母か?」と真剣に悩むほどであった。

 ところが数日後バイバイしたときに、例のごとく大泣きするミニラの声が、保育園の外に出たとたん、聞こえなくなった。「???」と思い、ガラス戸からそっとのぞいてみると、なんともう泣きやんでいたのである。わずか数日で「泣いても無駄」ということを学習しつつ、「ママゴンを少しでも引き留めよう」として泣くという技を体得した我が子に末恐ろしいものを感じたが、「まあ慣れてきたのかな。うちの子は賢いなあ」と少し安心した。

 大間違いだった。4月半ばから、1週間に1日は発熱で休むということが続いた。そのうち当時保育園ではやっていた「乳児嘔吐下痢症」(わかる人にはわかる)にかかり、1週間休み、やっと治ったと思ったら5月連休、そして「明日から保育園だねー」と言っていた連休明けの朝に9度の高熱を出した。2日後それがはしかと判明し、ごはんが食べられず入院となる。5日後、退院の日の朝に、体にはしかと違うぷつぷつがあるなあと思い、お医者さんに「これは何ですか?」と軽くきいたら「え?もしかして・・・みずぼうそう?!」(笑)。こうして保育園を半月も休み、職場にも迷惑をかけまくり、その後もちょこちょこ熱を出す日が7月半ばまで続いた。

 それが8月に入るとぴたっと熱を出さなくなった。やっと本当の意味で慣れたのだろう。姉に「夏まではまともに保育園に行けないよー」と言われた意味がようやく解った次第。

 ところで最近は、非常に寝起きが悪くなり(寝付きもむちゃくちゃ悪い。この話は後に)、抱っこして起こそうとすると「あかんー!ねんねー!」と泣きさわぎ、あげくのはてに「パパー!」ともう、家を出ているパパに助けを求める始末。「めっちゃ気い悪い」と思いつつも、へそまげられると困るので、ひとつだけお菓子を食べさせ、なだめすかして朝御飯。壮絶なバトルの後、やっとの思いで保育園につくと、保育士さんにけろっと抱っこされ、ニコニコしている今日このごろのミニラである。まいったなー。

 

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